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犬に教えておきたいトレーニング
犬にしてほしいこと、ダメなことを教えるのがトレーニングです。
犬のトレーニングとは、人間とは違う生き物である犬に人間社会で暮らしていくためのルール・マナーを教えることです。子犬は最初、飼い主さんがしてほしいこと、してほしくないことの区別がつきません。本能のままに噛んたり吠えたりする犬に育ってしまったら、周囲に迷惑をかけてしまいます。
といっても、先ほど書いたように犬は人間とは異なる生き物です。犬からすれば当然の行動なのに闇雲に禁止してしまっては、犬も困ってしまいます。また、あれもこれも禁止したり怒ってばかりでは、飼い主さんも犬との暮らしが楽しめません。
トレーニングが必要な理由
- 人とは違う生き物である犬に人間社会でのルール・マナーを教えてあげられる
- してほしいこと、ダメなことを教えてあげられる
- 正しいトレーニングを通じて、犬との関係性が深まる。
性格から学ぶ、教えておきたいトレーニング
突撃タイプ
- 興味あるものすべてに突撃する
- テンション高く、いつも動いている
- 声に出やすい
- おすわりやマテで落ち着かせる方法を教える
- クレートトレーニングで落ち着かせる方法を教える
- 好きな遊びを見つけて、たくさん遊んであげる
- 楽しく元気に犬と向き合う
フレンドリータイプ
- 興味あるものに近寄ってくる
- ほどよく活発
- 気持ちがあがると声に出る
- もともとのバランスがよいので、無理にしつけを押し付けない
- おすわり、待てで落ち着かせる方法を教える
- クレートトレーニングで落ち着かせる方法を教える
- 怖いものがあったら慣らしてあげる
様子見タイプ
- 興味があるものをしばらく観察してから寄ってくる
- マイペースに動く
- あまり声には出ない
- もともとのバランスがよいので、無理にしつけを押し付けない
- 「おいで」で飼い主さんのそばに来たらいいことがあると教える
- 楽しく遊ぶ方法を教えてあげる
臆病タイプ
- 初見のものにはだいたい近寄れない
- 動きが固まりやすい
- 恐怖が声に出やすい
- トレーニングよりも社会化を重視する
- クレートトレーニングで安心できる場所を作ってあげる
参考文献
『まるごとわかる犬種大図鑑』(出版社: Gokken)(監修:和歌山動物病院院長 若山正之)
『もっと楽しい柴犬ライフ』(出版社:誠文堂新光社)
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