犬にシャンプーとドライング(乾かし)をしよう

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犬にシャンプーとドライングをしよう

犬のシャンプー

犬の毛並みや皮膚と人間の髪の毛は性質が異なります。なので、人間用のシャンプーやせっけんで犬の身体を洗うと、毛並みや皮膚を傷めることがあります。シャンプーをする場合には、犬用のシャンプーを使うようにしましょう。

また、洗うペースも人間のように毎日洗う必要はありません。2週間に1回程度のペースで充分です。あまりこまめに洗うと、皮脂が落ちてしまい、被毛などを傷めることもあるので、注意しましょう。お尻や足元など汚れやすい場所は、その部分だけ部分洗いするのもよいでしょう。

シャンプーをするときは、原液をそのまま体につけるのではなく、洗面器などに入れ、水で薄めて泡立ててから泡を付けるようにすると、皮膚などへの刺激も少なくなり、洗いやすくなります。

汚れや皮脂はシワの間などに溜まりやすいので、洗う時には洗い残しがないようしっかりシワの間も洗ってあげましょう。

犬の体を洗う順番

犬の体を洗う場合には、まず①足元、次に②ボディ、そして③頭部という順番に洗っていきます。
そして流す場合には頭部からボディ、そして足元という順番で流していけば、シャンプーの流し忘れが起こりにくくなります。

また、水を怖がったり、シャンプーを嫌がる犬の場合には、いきなりシャワーをかけるのではなく、体にタオルをかけて、それを濡らしていくことで、びっくりさせないようにして少しずつ水や洗われることに慣らしていくとよいでしょう。

ドライングの方法

犬の体を洗う場合、実は洗ったあと、きちんと乾かすことのほうが大切です。

生乾きのまま放置すると、雑菌などが繁殖して、皮膚にダメージを与えたりすることもあります。そういったことを避けるためにも、しっかり乾かす必要があります。

ドライングって?……主にペットのトリミング(美容)の際に毛をドライヤーを使って乾かすことを指します。

ただ、犬の毛並みや皮膚は体の部位によって乾きやすい部分と乾きにくい部分があったりして、完全に乾かすには意外と時間がかかります。吸水性の高いタオルやドライヤーなどを使って、しっかり乾かしてあげましょう。

STEP
できるだけ水分を拭き取る

シャンプーが終わったら、まずはタオルを使って、できるだけ水分をふき取っておきます。水滴は上から下に落ちていくので、拭くときも体の上のほうから下に向かって拭いていきます。

STEP
ドライヤーを使って乾かす

ある程度水分が取れたら、ドライヤーを使って乾かしていきます。最初は強めの風を毛の流れに沿うように当てて、水分を飛ばすように乾かしていきます。

STEP
風を当てにくい部分はタオルで拭き取りながら

風を当てにくい部分 ~足の間やお腹周りなど~ はタオルで水分を拭きとりながらドライヤーで乾かしていくとよいでしょう。こういった部分は濡れたままにしておくと、炎症を起こしたりしやすい部分でもあるのでしっかり乾かします。

STEP
最後はブラシで仕上げ

ある程度乾いてきたら風を弱め、スリッカーやブラシを使いながらしっかり仕上げていきましょう。

ドライヤーで乾かしていくと、かなりの量の毛が落ちるので、タオルなどを敷いたうえでドライングをすると、あとで掃除が楽になります。

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