犬の日常のお手入れとルグーミングケアをしよう

目次

日々の手入れとグルーミングケア

日常的なグルーミングは大切!

たとえば短毛種の犬の場合たと、日々のお手入れやグルーミングはそんなに必要がないように思えるかもしれません。しかし実は、グルーミングは清潔を保つということ以外にも、皮膚トラブルの有無やそのほかの体の異常などに気づくことができる、よい機会なのです。

グルーミングは、愛犬とのコミュニケーションを図る時間でもあります。そして、体に触られることに慣らすという意味でも、日々のグルーミングは絶好のチャンス。触られることに慣れていれば、病院での診察などもスムーズに受けられます。短い時間でもよいので、できるだけ毎日ブラッシングをしたり、体をタオルで拭くなど習慣をつけましょう。

グルーミングのために用意しておくもの

毎日のグルーミング用に用意しておきたいものとしては、ブラシ類や歯磨き、爪切り、シャンプーなど。ラバーブラシや獣毛ブラシを使うとよいでしょう。爪切りは、ギロチンタイプとハサミタイプがありますが、使いやすいもので構いません。ただ、人間用の爪切りではうまく切れずに爪が割れたりすることもあるので、ペット用の爪切りを用意しましょう。

歯磨きは現在さまざまなタイプのものが販売されていますが、重要なのは幼いころから歯を磨かれることに慣れさせておくこと。成犬になってから、急に始めようとしてもなかなかうまくいきません。

用意しておくもの

  • 犬用歯ブラシ
  • スリッカーブラシ:家をとかして抜け毛を取る用
  • ラバーブラシ:シャンプー中や日々の抜け毛取りに使うゴム製のブラシ
  • シャンプー
  • ギロチン型爪切り or ハサミ型爪切り
  • ピンセット or 耳垢掃除用スティック

お手入れのポイント

顔周りのお手入れ

口元

食べカスや唾液などが口回りの皮膚についたままになっていると、嫌なニオイの原因になったり、皮膚が炎症を起こすことも。歯石の様子も定期的にチェックしましょう。

毎日拭く必要はありませんが、定期的に耳の中が汚れていないかチェックをします。耳ダニや異臭がしないか確認しましょう。

目は体の異常などで変化が表れやすい部位。充血したり、目ヤニが多いなどの変化がないか、チェックしましょう。

ボディ周りのお手入れ

背中

ブラッシングをしながら、不自然な脱毛や炎症、傷やしこりなどがないかなどを触りながらチェックします。

足元

爪やパッド部分だけでなく、指の間なども時々チェックするのを忘れずに。特にアウトドアに出かけた後などはダニなどもついていないか確認しましょう。

お腹

皮膚の炎症などが起こりやすい部位なので、皮膚が赤くなったり湿疹などがないかチェック。特に脚の間などは見落としやすいのでよく確認しましょう。

顔周りの日常のお手入れ

蒸しタオルで顔を拭く

口元や頭部などを蒸しタオルで拭いてあげましょう。蒸しタオルの温度は熱くなりすぎないように注意します。

顔回りのブラッシング

顔回りにも、スリッカーでのブラッシングは必要です。特に換毛期にはしっかりケアしてあげましょう。

歯磨き

歯磨きは小さい頃から慣らしておけば、抵抗なくできるようになります。歯石があまりにも溜まっている場合は無理に取ろうとせず、動物病院で取ってもらいましょう。

ボディ周りの日常のお手入れ

ブラッシングをする

抜け毛があるのでブラッシングは大切です。ブラシはスリッカーやラバーブラシを使うと便利です。皮膚のマッサージにもなるので、できれば毎日ブラッシングしてあげたいものです。

蒸しタオルで拭く

全身を蒸しタオルで拭くこともおすすめです。特に足の間やワキの部分など、汚れや皮脂が溜まりやすい部分などはしっかり拭くことにしましょう。

この部分も忘れずにチェック!

耳の中

耳の中も定期的に覗いてみて、汚れている場合にはガーゼやタオルなどを使って軽く拭いてあげましょう。市販のイヤーローションを使うのもよいでしょう。汚れがひどい状態が続く場合には外耳炎や皮膚炎、耳ダニなどの影響のこともあるので、動物病院で診てもらいましょう。

爪切り

爪は散歩などですり減ってくれますが、あまり伸びてしまうと、折れたりすることもあるので定期的に切る必要があります。ただ、慣れていないと深爪してしまい、出血してしまうこともあります。不安な場合には動物病院やトリミングサロンで切ってもらいましょう。

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